子供時代あと三百六十五日

祝うようなことじゃないような気がするんだ。
一年経っただけなんだ。祝うのは、何年か前の今日だけで良い。
祝うほど過酷な日々は過ごしてない。
誰にでもあるようなくだらない毎日を繰り返しただけ。
私だけのことじゃない。称えられるようなことじゃない。
何かの間違いのような気だってしてくるんだ。
この世に現れたときに苦しんだのは私じゃない。
この世に現れたときに喜んだのだって私じゃない。
苦しかったのかな、嬉しかったのかな。
何年か前の私は、一体何を思ってたのかな。
知らないのと同じようなもんさ。無かったような記憶。
思い出すのなんて無理だろう?
望まれていたのかな、少しだけでも
ありがとう、って言ってもらったのかな
おめでとう、って言ってもらえたのかな
言葉も理由もわからない私に
優しい気持ちさえも、覚えることが出来ない私に
忘れていたよ 綺麗さっぱり
思い出すことも出来ない気持ち
偽物だってどこにもなくて
ろくせんきゅうひゃくさんじゅうごにち
うるう年は何回あった?
それだけの時間、私は何を残せたんだろう
意味も見い出せない ただ迷っていただけ
まだ迷っているだけ 過ぎていくだけ
称えられるようなことはしてない
それでも何かが変わるような気がして
変わってほしいと願って
最初で最後
最初は最後
昨日はもうない
今とはさよならし続けて
繰り返して繰り返し続けて
きっとまたこの日が来る
今度は称えられるだけのこと、してるかな
誇れるだけの時間、過ごせてるかな

過ごせてると、いいな。